5月の出来事


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    5月25日           ホテルニューオータニ へ
   願いが一つ叶いました!

  全国司厨士協会」の合同懇親会のパーティー会場に 
 展示ブースを 出す機会をいただきました。

 西洋料理人(コック)の方、食肉の卸の方、調理師専門学校の方へ、
 【えばらハーブ豚 未来】のお披露目です。

 プロの方への試食なので、こころ をこめて!大変緊張しました!


試食は、1.5ミリにスライスしたロースとバラ肉のシャブシャブです。

「ハーブ豚 未来」の素材を理解していただく為に、豚肉をお湯から上げるタイミングなど、 火をとおし過ぎないようにと真剣です!

販売責任者として、国産の200を超える「銘柄豚肉」の中でも、完全無薬飼育で育てた豚は「他に二つと無い、特徴のある貴重な豚肉」です。
「ただ安全なだけでなく、食べていただくと美味しさの違いが解ります。」と自信を持ってお勧めしました。
(無我夢中?だったような気がするけれど・・笑・・・)

 試食して頂いた感想をお聞きすると、・赤身のコク 旨味がある・脂身が甘い・柔らかい・品の良い味の豚肉・加工がしやすい(料理人の腕を振るいやすい)・・・。まして、完全な無薬飼育である驚き・・・。


嬉しい感想をお聞きして “ ほっ ” としたことと、良質な魅力ある食材を探していらっしゃる事を強く感じました。

当日は、「美味しさは勿論、安全で確かな豚肉」と、我が農場の取り組みを応援してくださる、「高崎友の会」の鶴田さんと白井さんがお手伝いしてくれました。
試食だけでなく生の「豚肉を指で確認されるプロの姿」、「やはりタレは必要なかったわね〜」と、3人で感心したり納得したり・・・。
 鶴田さん、白井さん、江原です

当日会場に 社)家の光協会 「地上」のスタッフの方が取材に訪れました。


「地上」の紙面の中の【農の挑戦者】というコーナーの取材です。

“食生活ジャーナリストの会”の島崎さんと、「地上」のスタッフの方に農場の取り組みを熱心に語る 農場主です。

熱心な取材活動に感激です!  おいしそうに撮れたかな?

都内の有名ホテルでの展示ブースの出展とあって少々勇気が必要でした。
他の出展ブースは大手企業ばかり、農業者は初めてだったそうです。

でも、挑戦して良かった!導いてくださった方に感謝!感謝!です。

華やかなパーティー会場を支えるたくさんのスタッフの方達・・・。
とっても勉強になり充実した良い一日でした。

(6月1日に「地上」のスタッフの方が引き続き農場へ取材に訪れます。)

  5月23日〜5月27日  やるベンチャーウィークの中学生がやって来ました。

群馬県高崎市では市内全中学校で中学2年生による連続した5日間の職業体験学習「高崎市やるベンチャーウィーク」という取り組みがあります。

「地域の子供は地域で育てる」をスローガンに地域における豊かな体験を通して生徒に心豊かに「生きる力」を育てようとするもので、新しい教育の創造を目指すものです。

「江原養豚」には、「野球をしている松本君」と「バスケットをしている佐藤君」の動物大好きな2人の中学生がやってきました。

2人ともスポーツマンのせいか、明るく・返事が良く・反応が早いと農場主も嬉しそうです。

最初は子豚を捕まえるのに「わーわー!ぎゃーぎゃー!」

初めての作業 雄豚の去勢に「おっかなびっくり!」「痛そう・・・」
(雄豚は大きくなるとケンカをしたり、肉に精臭がついたりします。去勢は肉豚として順調に発育する為に必要なことです。)

農場主からの一週間の宿題として「水と石油について」考えよ!
「バスケットのリンクの高さは、どうして3m5cmなのかな?」
「野球のプレートとベースの間は、どうして18m44cmという中途半端な距離なのかな?」
「色々なことに疑問をもって、おもしろがって調べてごらん!」との問い掛けに ふぇ・・・??「自分で考えて、調べて言葉にするって大切なこと!」
一週間後に試行錯誤で答えた二人の答えは・・・・笑・・・・。
子豚を抱き嬉しそうな松本君・佐藤君
去勢の作業を手伝う佐藤君
獣医師による丹毒の予防注射を手伝う 後日、お礼の言葉と感想文が届きましたので、少し紹介します。

*5日間色々なことが初めてで、とても楽しく充実した日々として過ごせました。子豚も捕まえられなかった僕に親切に教えてくれたり江原養豚でしかできない貴重な体験をさせていただいたからです。最初にした去勢や牙切り断尾は大変驚きました。「かわいそうで、そんなことしても良いのかな?」と思いましたが大切なことであることを知り、それ以上に驚きました。【子豚の誕生から出荷まで】のページに紹介されています。

*1つは、豚の赤ちゃんが生まれる瞬間を見たことです。生命の誕生が見られて良かったけれど、すぐに大きくなって(180日〜200日)出荷されるのでかわいそうだと思ってしまいました。
それと、豚を出荷する祭に小屋から出して移動させる時が、意外と突進してくるので怖かったです。でも、やっぱり楽しかった!

僕は自慢ができるくらい良い体験になったと思います。これからの生活にできるだけ生かして行きたいと思います。

「豚肉を食べるということは、私達が健康に生活していく為に命を頂くことだから大切なことだよね。色々な農産物が育っていく過程を思い描いてくれると嬉しいな!」こちらもとても楽しかったです。ご苦労様でした。