子豚の離乳
 台車に乗り、分娩室から育成室に移動です。

 住環境が変わることを考慮し、哺乳中にできたグループで移動します。ストレスを掛けないように温度・湿度にも気を配ります。


 
与えるミルクの段階から飼料へ切り替える時期など、管理がしやすくなります。

 ここからは、ほぼ1グループ20頭×4小屋=1部屋になり、合計80頭のグループで移動して行きます。

 
70日齢まで育成室で過ごします。



 生産情報公表豚肉JAS
子豚の管理カードは、生産管理シートと移動カードの2種類あります。またパソコンで、トレサビレティーシステム「豚歴Web版」と連動し生産履歴の記録と管理を徹底しています。

 生産管理シートは、1部屋80頭のグループ全体の健康状態を把握するカードで、母豚uェ娩日.離乳日.飼料名から始まり20の記入項目があります。


 移動カードは、1部屋に4枚あり20頭の小グループがそれぞれ子豚舎から肉豚舎へ、移動して行くさいに管理するカードで、10の記入項目があります。


 子豚舎に移動した豚たちです。80日齢ほどですが、ずいぶん大きくなりました。

 
市の担当課職員立会いのもとに、専門獣医師にオーエスキー予防ワクチンを接種していただきます。
出荷
 出荷時には、防疫のため運送車輌を充分に消毒してから専用通路に入ります。


 180日齢〜205日程で体重が110kg〜120kgになり出荷になります。

 
出荷時には、全頭計量し生産情報公表豚肉JAS豚群識別番号に従い、生体重から始まり10の記入項目をチェックし,健康に育ったことを確認しながら出荷しています。
 (その際にも保護豚と混在することはありません。)